一昨年の暮れ、移築再生のため築137年の古民家の解体工事を行いました。
昨年末から、解体した民家の墨付・加工を工場で行っておりまして、
今年1月から、いよいよ現場での再生工事が始まりました。







2月10日の降雪まで天候に恵まれ、土台敷から一階部分の建方までが完成したところです。
大きく長く、複雑な梁組を組んでいく建方の様子はとても壮大で、感動しました。
職人の高揚感、そして慎重に進める姿にも、いつもながら感動しました。
お施主様は、以前から移住する古民家を探していらっしゃいまして、
私共の「ぼちぼち計画」の民家にも何度も足をお運びいただいていた方です。
海外勤務を終えたタイミングで本格的に探し始め、私共もいろいろと試みていましたが
なかなか現地再生民家(もともと建っていた場所での建物再生)を
見つけることは難しいものでした。
最終的に、土地を決定し、別の地に建つ古民家の移築再生工事の計画となりスタートしました。
雪かきを終えて、続きの工事が始まりました。
春の兆しが見えるころ、屋根下地が出来上がる建前となります。
同じ富士見町で「ぼちぼち計画」初の、新築の建物の販売を行っています。
通称「ショウリョウバッタの家」
こちらも雪かきを終えた雪景色の中で、
春を待つ庭の植物が際立つようになりました。
山梨との県境にありまして、日当たりが良い地域です。
諏訪地方で梅がいち早く咲く寺院として有名な、三光寺様が近くにあります。

